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::「当たり前である幸福」
小説もどきな日記。
実体験を小説とか、なんて中二病なんだ私www
熱が肌に吸い付くこの季節。
気がつけば時計の長針は9と10の間だった。
「誰か声をかけてくれればよかったのに」と思うと同時に、最近床だのせんべい布団だのって十分に休む事のかなわない環境にいたことに気づかされる。
まあ無理もないかと、いつもすることのない自分を労る姿勢を見せた。

上京する。
一年後の話だ。この環境を捨てて、新しい環境で生活を始めると決めた。
昔からの夢だった。田舎から上京するなんて、今も昔も、そして未来もきっと変わらないことなんだ。
東京の町は、ここよりもずっとうるさくて臭くて人が多い。
どれもこれも数が多すぎて忙しくて、干渉なんかしてられない。
干渉しようとすれば、騒音がかき消してしまうからかなと忙しい街並みを横目に、新幹線に乗った日の事を思い出した。

それに比べて「ここ」は。
真っ昼間というのに、車のエンジン音さえしない。耳に入るのは鳥のさえずりと靡いて重なり合う葉の音。
遠くから犬の鳴き声なんか聴こえたりして。「なんて平和なんだ」と小さく笑った。
冷凍庫に入っていたアイスバーを銜えて、風呂掃除をする。
窓は網戸のみ。なんて不用心なんだと思うが、ここだからできること。
安心する。平和と思える。こう思うのは、自分がいるここが「一番長く過ごした場所」だからだと思う。

「ここ」は―、私の涙も、怒号も、笑い声も、悪戯書きも全部残っている。覚えてくれている場所。
形こそは残ってないけど、確かな思い出がつまってる所。
蝉の声すら愛しいと思える今だからこそ言える。

「なんて、平和なんだ」

さあ、これから晩ご飯を作ろう。
そして今日も、安らかに眠れる良い夢を。
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