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::気まぐれ文字並べ・5題「さがしても」
さがしても 配布元:BIRDMAN

さ 燦々と輝く太陽の下でまっすぐに咲く向日葵のように
が がんばるだけが、すべてじゃない。
し 信じることなかれ
て 手紙でしか思いを届けられない私
も もういちどの奇跡





「良かったの?」

鬱陶しく頬にからみつく髪の毛を手で払う。
既に立秋を迎えたのにもかかわらず、お天道様は未だ夏気分のようだ。
何もしなくても汗が噴き出る。

「ねぇ、ほんとに良かったの?」

鬱陶しい。
アスファルトによって照り返される熱は、尋常ではない。
はっ、と。息を吐き捨てると、連れの女は足を止めた。
それを確認するように、反射的にそちらへ向けられた俺の顔は、どんな顔だっただろう。
今思い返すと、あれは

「いんだよ、別に…。何も後悔することもねぇし。最終的にあいつが望んだことだったんだ。俺がどうこうすることでもなかったんだよ」
「ほんと?ほんとに?」
「あぁ」
「良かったぁ。じゃあこれからがアタシが一番の彼女になるんだね。もう、本命の女とか勘弁してよね~」
「…あぁ」

ただの、わがままな子どもだ。



   (彼女は責めることもなく、ただ、強い光を宿す目で俺を見ていた)




≫燦々と輝く太陽の下でまっすぐに咲く向日葵のように
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