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::小説ぽつぽつ2
5のお題(Vol.4)

01 Question
02 缶コーヒー
03 学食を2人で
04 学ラン
05 Answer
03:

いつもより遅い昼食。

今日に限ってのことではない。
昼休み後の、午後の始めの授業が一時間空きの時は、いつもこの時間帯に昼食を取る。
人混みを避けて来ているのもあるし、課題をやっていたからでもある。
予想通りというべきか、いつも通りというべきか。
人は数えるほどしかいなかった。
お昼休みの時間帯は、座れないくらいの人であふれかえっているのに。
それが嘘のようだ。

いつもは誰かの特等席になっている、窓際の席。
今は誰もいないそこに座る。
少し量が多めの料理が載せられたお盆を静かに置いた。
それでも、音が聞こえるくらい。人がいない。

可笑しいかな。

私は、こういう瞬間がたまらなく好き。
いつもなら人が大勢いる場所のに、静かになる時間。
例えば…、夕暮れの学校。
例えば…、朝方の商店街。
例えば…、昼すぎの学食。
いつもならそこに人がいるのに、今は自分だけ。
独占できている時間と空間が、好き。

「一人?」

この地球にいる限り、完全に一人になる時や空間なんてないけど
その好きな瞬間が、誰かによって阻まれたりすることもあるけど
それが、アナタならば

私は

「はい。そこ席、空いてるのでどうぞ」

その一時さえ、愛しく思える





≫窓際の席で、暖かな光を浴びて。アナタと一緒に、少し遅いランチを。
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